Security

目に見えない部分に
までこだわった、
確かな品質と
信頼を提供。

快適性・省エネ

省エネルギー

住宅性能表示制度の<温熱環境・エネルギー消費量に関すること>の項目では、建物外側の断熱性能(外壁や窓)と、設備(暖冷房、換気、給湯、照明)の性能や、再生可能エネルギー導入量を総合的に評価します。

設計・性能評価マーク

省エネルギーに対する配慮

建物を断熱することにより、夏は熱の侵入を防ぎ、冬は熱が逃げるのを防ぎます。冷暖房エネルギーの効率アップを図ります。

屋根の断熱

屋根スラブの上に硬質ウレタンフォーム保温板(40mm厚)を施しています。外断熱とすることにより、外気・日射から躯体を保護し、劣化軽減にも効果があります。※一部除く

屋根の断熱

最下階住戸の断熱

配管ピットまたは共用部の上階となる住戸のスラブも断熱が必要となります。押出法ポリスチレンフォーム保温板(30・35mm厚)を使用しています。

最下階住戸の断熱

外壁の断熱

外壁は現場にて、直接ウレタンフォームを25mm発泡吹付しています。現場で吹付けることにより、躯体と断熱材の隙間をなくし、内部結露の発生を防ぎます。

外壁の断熱

開口部の断熱

ガラスだけで外気に接するサッシは、外気温の影響を受けやすく、最も結露がおきやすいところです。当マンションではペアガラスを採用し、開口部自体の断熱性能をアップして結露を抑制し、快適な環境をつくり出します。

開口部の断熱

音環境

住宅性能表示制度の<音環境に関すること>の項目では、隣戸に関する防音対策や外部からの騒音対策及び住戸内の生活騒音に対する対策等を表示します。音環境のポイントとなるのは、床(天井)・壁・窓の3ヶ所です。

音環境に対する配慮

当マンションでは、快適な室内環境を維持し、プライバシーの守られた生活を実現するよう、遮音性を高めるさまざまな工夫を施しています。しかし、扉を勢いよく閉めたり、ベッドなどから飛び降りたりすると上下左右の隣接する住戸に音が伝わってしまいます。音は個人の感覚がその大小を左右するため、同じレベルの音であっても「うるさい」と感じる人もいれば、逆に「気にならない」と感じる人もいます。また、深夜や早朝など、周辺が静まりかえっていると、排水音などほんの小さな音でも響いてしまうことがあります。育った環境、生活する時間帯や建物周辺の環境などが混じり合って、人の音に対する「尺度」ができあがっているといえます。お互い気持ちよく暮らすためにも、生活上のマナーを守っていただくことが大切です。

防音サッシュと遮音性

窓の遮音性は、一般に気密性の良し悪しとガラス厚によって決まります。気密性は、遮音性能の重要な要素になっています。一般的に使用される引違いサッシは、気密性8m³/h・m²が多いですが、「モアグレース名駅ザ・ゲート」ではT-1等級の気密性2㎥/h・㎡以下のサッシュを使用しています。

※気密性は面積1㎡に対して、1時間当たりどれくらいの空気がもれるかをあらわした表記であり、数値が小さいほど気密性が高いことをあらわしています。

防音サッシュと遮音性防音サッシュと遮音性(SP)

軽量床衝撃音への対策

LL-45等級フローリング

「コツン」「パタパタ」などと表現される軽量床衝撃音は、高周波数帯域の音が主です。この軽量床衝撃音を増幅させないよう、フローリング材下部にクッション材を約4.5mm入れています。当マンションはメーカー表示でLL-45相当のフローリング材を採用しています。※高耐久幅広シートフローリング

軽量床衝撃音への対策

排水管・パイプスペースの対策

住戸内には排水縦管が通るパイプスペース(PS)があります。上階住戸のトイレなどで水を使用すると、排水の管を通る音がパイプスペースから聞こえて不快な思いをすることがあります。これを防ぐため、①排水管に②グラスウールと③遮音シートを巻き付け、さらに④プラスターボード2重貼りなどをして配慮しています。また、各階において排水が合流する部分には、内部の羽根によって水が回転する特殊排水継手で接続することでスムーズにかつ静かに水が流れるようにしています。

排水管・パイプスペースの対策

サッシュの対策

外界と直接接し、外部騒音を遮るサッシュはT-1等級の防音サッシュを採用しています。T-1等級とは、JISにより定められた測定環境において500Hzより上の周波数の音を25dB程度低下させるものです。尚、一般的には人の耳には音が10dB位低下すると半分程度に聞こえると言われています。

サッシュの対策

重量床衝撃音への対策

床スラブ厚

「ドスン」などと表現される重量床衝撃音は軽量床衝撃音とは逆に、低周波数帯域の音が主です。対策としては、床の振動を抑えるため床コンクリートを厚くしたり、梁で囲まれた面積を小さくしたりすることが有効です。当マンションでは、中空スラブ工法を採用することにより、LD、洋室の床コンクリートの厚さを最大250mm確保しています。

重量床衝撃音への対策

トイレ、化粧室、バスルームと居室の間仕切壁への対策

トイレと居室、化粧室と居室、バスルームと居室との間仕切壁はプラスターボード9.5mmの片面2重貼りとし、天井スラブまで施工し、音に対する配慮、遮音性を高めています。

換気ダクトへの対策

キッチンのレンジフードには、差圧式シャッターを設置しています。スイッチを入れるとダンパーは開き、換気を始め、スイッチを切るとダンパーは閉まり、外の音や風が中に入ることを防ぎます。

空気環境

住宅性能表示制度の<空気環境に関すること>の項目では、化学物質等の影響を抑制する等、住戸内の空気環境に関する対策を表示します。住戸内の内装材等に使用されている建材からのホルムアルデヒドの発散量の少なさと、住戸内の空気を外気と入れ替えるために必要な対策について評価しています。
■ホルムアルデヒド発散等級は、3段階のランクで表示され、最高等級「3」を取得しています。

設計・性能評価

空気環境に対する配慮

結露対策

結露とは、湿気を含んだ暖かい空気が冷たい壁や天井、サッシなどと接する事によって冷やされ、そこに水滴となって付着する現象です。マンションは気密性が高いため、特に空気が動きにくい部屋の隅や収納の奥などで発生しやすく、放っておくと水分がホコリを吸って黒ずんだり、カビが発生してしまいます。結露対策には断熱と換気が非常に重要です。断熱性能を高めるだけでは効果不足であり、換気が十分機能しなければ意味がありません。当マンションでは、省エネルギーに対する配慮で断熱性を高め、換気機能を高めることにより結露の発生をできるだけ抑えるようにしています。

シックハウス対策

「シックハウス症候群」という言葉、耳にされたことがあると思います。これは、建材や内装材に含まれるホルムアルデヒドを代表とする化学物質の影響で、目や喉の痛み、吐き気、頭痛などの症状がでるものです。当マンションでは、人にやさしいマンション造りの一環としてクロスに使用する接着剤をホルムアルデヒド不含有のものとするとともに、フローリング材や下地材等についても、低ホルムタイプ(F☆☆☆☆)のものを使用しています。

シックハウス対策

いかに汚れた空気を外へ出すか

キッチンの排気

水蒸気、臭気が発生するキッチンには強制換気を図っています。フードには手入れのしやすい整流板を採用することにより、周囲の吸い込み力がアップし、高い捕集効率を実現。フードの外側に逃げようとする油煙も確実に捕まえ、キッチンを快適に保ちます。

トイレの排気

トイレの換気扇は、スイッチを入れると換気扇がON、スイッチを切ると換気扇は約3分後に止まります。(内蔵ツマミを調整することによって0〜8分の間で遅れ時間を調整することができます。)

バスルームの排気

大量の水蒸気の発生する浴室には、ガス温水式浴室暖房換気乾燥機を標準装備。換気扇で排気した後、乾燥機能を使用すれば、浴室内のカビ防止に効果的です。

バスルームの排気

24時間換気システム

化粧室の浴室暖房乾燥機の操作パネルに「24時間換気」スイッチがあります。スイッチを入れると、換気扇または吸気口からすこしずつ汚れた空気を外部へ排出します。また、各居室の給気レジスターを開放しておけば外部より新鮮な空気を取り入れ、快適でクリーンな空気環境を提供します。

24時間換気システム

いかに新鮮な空気を取り入れるか

給気レジスター(風量調節型)

換気扇を動かしても給気が十分なされなければ空気の循環はなされません。給気は換気機能にとって重要な役割を持っています。窓を開けなくても自然に外気を取り入れられるよう、外部に面した居室の外壁には給気のための給気レジスター(風量調節型)を設けています。

給気レジスター(風量調節型)

差圧式給気口

住戸を閉めきった状態でキッチンの換気扇等、強制排気を図ると、住戸内の気圧が下がり、窓や扉が開けにくくなったり、排気能力が落ちてしまいます。当マンションでは、LDに差圧式給気口を設け、内・外気の気圧差を利用して、自然に給気できるようにしています。

差圧式給気口

玄関ドア換気ガラリ

今までドアを開けなければ通風がとれなかった玄関。全開、半開、全閉の3段階に調節可能な換気ガラリを設けることにより、ドアを閉め、セキュリティ・プライバシーを確保しながら空気を取り入れられます。

玄関ドア換気ガラリ

いかに住戸内の空気を循環させるか

回転ランマ(一部除く)

居室のドアの上部に設置。ドアを開けなくても空気の流れを作れます。住戸内の空気の循環に欠かせない存在です。

回転ランマ

アンダーカット・ガラリ

強制排気をするトイレのドアにはアンダーカット、浴室のドアにはガラリ等の給気スペースを設け、外気を取り入れながら内部の空気を効率よく排出します。

アンダーカット・ガラリ

安全性

火災対策

住宅性能表示制度の<火災時の安全に関すること>の項目では、火災が発生した場合の避難のしやすさや建物の燃えにくさに関することを表示します。評価した結果を等級で表す項目と、形状や対策を選択する項目があります。
■感知警報装置設置等級設置・耐火等級(延焼の恐れのある部分/開口部以外・界壁及び界床)は、4段階のランクで表示され、最高等級「4」を取得しています。

設計・性能評価

セーフティ万一の場合も想定して、住まいの安心・安全対策は万全に。

火災に対する取り組み

火災を未然に防ぐ

漏電ブレーカー

分電盤は漏電ブレーカー付となっています。30mA以上の漏電が起きた場合、ブレーカーが落ちて通電を遮断します。

シューズBOX・シューズクローク内に設置。

漏電ブレーカー

冷蔵庫のコンセント

冷蔵庫の差込口がホコリの吹き溜まりによるトラッキング現象での火災が起こることのないように、コンセントの位置を床から約1,900mmの高さに設置してあります。

冷蔵庫のコンセント

火災が起きてしまったら

警報

自住戸内で火災が発生した場合、各居室(LD、キッチン、洋室他)に設けた熱感知器により、いち早く察知。LDのインターホンの警報ですばやくお知らせするとともに、ドアホンで警報を発した後、管理倉庫に設置されている火災受信盤から電話回線を利用し、即時に日立ビルシステム管制センターを通じて警備会社(綜合警備保障)へ通報され、緊急出動などの対応をとります。また、火災が発生した自住戸の上下階のドアホンでも警報を発し、他住戸の方が迅速に避難できるよう配慮しています。共用部分の管理倉庫、フロントエントランス、ポンプ室、メールコーナー等には熱感知器を、エレベーターシャフト内、グランドエントランスには煙感知器を設置し、同様の対応をとっています。

警報

エレベーター

エレベーターの昇降路(エレベーターシャフト)は、ちょうど煙突のような筒状になっている為、火災が発生した場合、煙が他の階に侵入しないように配慮する必要があります。当マンションの場合、1階を遮煙性能付エレベーター扉とし、エレベーターホールに煙が滞留しない構造となっています。

避難経路

火災時の避難経路を設けています。住戸内から外への避難は、「玄関から階段へ」というルートが確保されています。

避難経路

配管の耐火

上に向かって燃える火の通路となる危険性の高いスラブを貫く配管には、当然、管と周囲のスラブとの間を隙間なくふさいでいます。ここは消防署が施工途中で検査を行う箇所です。メーターボックス内の給水縦管は硬質塩化ビニルライニング鋼管、住戸内排水縦管は耐火VP管にしています。

地震に対する取り組み

耐震ドア枠

地震の揺れで建物がゆがみ、ドア枠が変形してしまったら、扉と枠が接触してドアが開かなくなります。そんな事故を防ぐため、扉と枠の間に十分なスペース(上下6mm戸先10mm)を確保しています。

耐震ドア枠

耐震ドアガード

ドアガードを使用中、地震が起こりドア枠が変形してもドアガードを外すことができるよう、間隔を大きくとっています。

耐震ドアガード

シングルレバー水栓の工夫

当マンションのシングルレバー水栓は、地震時、物の落下によってレバーが下がった場合、水が出っ放しになってしまうことを防ぐため、レバーを上げると水が出て、下げると止まるようにしています。

シングルレバー水栓の工夫

エレベーター地震時管制システム

地震発生時に、強く揺れる主要動(S波)が来る前に、初期微動(P波)を素早く感知し、緊急停止。主要動を感知しない弱い地震のときは安全確認を行い、自動的に運転を再開します。また、強い地震のときは、専門の技術者による点検が終わるまで戸を閉じて運転を休止します。なお、地震時管制運転中に安全装置が一時的に動作し、階間に非常停止した場合でも、安全装置が正常に復帰すれば、最寄り階への運転を行います。

エレベーター地震時管制システム

その他の安全対策

指はさみ防止機能

窓のサッシには、指挟みを防止するストッパーを装備し、安全性に配慮しています。

(引違いサッシュのみ)

指はさみ防止機能

エレベーター

運転中に停電した場合、専用のバッテリー電源で救出運転を行い、最寄階に自動停止させる停電時自動着床装置を装備。また停電時でも作動するインターホンにより、非常時には日立ビルシステム管制センターと連絡をとることができます。

直結ブースターポンプ

大切な生活ライン“水”を各戸に供給している直結ブースターポンプは24時間遠隔監視システムを採用することにより、故障等万一の時は、異常信号が日立ビルシステム管制センターに送られ、処置をとります。

※掲載の写真は当社モデルルーム等を撮影したもの、又はメーカー写真で実際とは異なる場合があります。また、家具・インテリア・小物等は販売価格に含まれません。 ※イラスト・CGイラストは図面を基に描き起こしたもので実際とは異なる場合があります。 ※設備・仕様はタイプにより異なる場合があります。

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